磐石(PAN STONE)はゴム型物成形機の専門メーカーとして、日本をはじめ先進各国のニーズに応え日々絶え間なく出荷しており、今や世界のプレス基地としての確固たる地位を築きました。「技術屋集団」の磐石は、皆様の期待と信頼に応えるメーカーとして、たゆまぬ研究・開発に取り組みます。
実演展示機:横浜/大阪に常設
ゴムの型物成形機には、一般的に広く採用されている低温長時間加硫の圧縮成型機(コンプレッションと言い、現在の真空プレスを指す)、高温短時間加硫の射出成型機(インジェクション)、ポットを用いた注入方式の圧入成型機(トランスファー)に大別されます。
各々製品に求められる物性、コスト、生産量及び仕込み材料の合理性などから、おのずと成型機が選択されます。
成形サイクル(生産性)から見れば圧倒的に射出成型機が優位となりますが、高温短時間加硫がわざわいして、製品の機能性と設備費及び金型の費用がかさむことから、現在、最も広く用いられているのは圧縮成型機に真空引き装置を搭載した真空プレスです。
ゴム製品で最も心配されるのが製品の欠け(エアー噛み又はピンホール)であり、原因は、仕込み材料(ブランクとも言う)自身が金型のキャビティをふさいでエアーが逃げ切れないまま取り残され、加硫成形されてしまうことです。
真空プレスは上下熱盤を含む型締機構の中に真空室を設け、予め設定された真空条件の下、型締め・加硫成形が成されます。
従って、真空プレスは特別な知識・経験を必要とせず、誰でも2~3日のトレーニングで容易に作業する事が可能です。
P-V-200-4RT-2-PC
P-V-300-3RT-2-PC
- 形式
- 主仕様
両側型出し真空プレス機
本機は稼働率を高める目的で2組の金型を搭載し、一方が加圧・成形中に、他方は製品取出し・清掃・生地仕込み作業を行う効率的な真空プレスです。
P-V-250-3RT-D
真空大型プレス機
大型熱盤プレス機の下型を二段スライド式に設計。作業者は、下型両側及び前方からの作業が可となり安全性が確保されます。
P-V-500-2RT-D
上ラム式真空プレス機
上熱盤に上型を固定、外向きに65度反転、製品取出しや金型掃除に便利。中型は上昇し機械後方に後退し、180度反転して製品はコンベア上にノックアウト(取り出し)されます。
S-V-350-3RT-P
サイドフレーム式真空プレス機
3RT金型分解装置により、上型は90度回転、中型は右へ180度反転し、製品はコンベア上にノックアウト(突き出し)取り出されます。
S-V-200-3RF-PC
連続注入プレス(ウェストレス トランスファー モールディング マシン)
一度の仕込材料で複数回の成型が可能。しかも、製品にゲート、バリなどが無いため、材料の節約が図れる。